『心療内科』池見酉次郎:著|7日間ブックカバーチャレンジ3日目

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2020年5月13日(水)

こんにちは、和歌山県橋本市の鍼灸師ワダです。ブログをご覧いただきありがとうございます。

7日間ブックカバーチャレンジ

概要

7日間ブックカバーチャレンジの詳細は1日目の投稿をご覧ください。

『ブッダの真理のことば・感興のことば』中村元:著|7日間ブックカバーチャレンジ1日目
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『心療内科』 池見酉次郎:著

3日目は医療関係者向けの内容になりますが、『心療内科』(中公新書) 池見酉次郎:著です。

今は絶版のようですが中古の本が多数でていますので、よかったら読んでみてください。

大学1年生のときに買って、卒業委してからも何度か読み直している一冊です。

池見酉次郎先生は心身医学の第一人者で、日本において心療内科の基礎を築いた先生です。

初版が1963年ですので内容に少し古さを感じますが、心身医学、心と体、病気と体を語るのであれば必読の心身医学の古典的な一冊だと感じます。

今や心の状態から体に様々な不調がでることは広く知られることではあるけれど、多くの症例を紹介しており初版がでた当時にはとても意味のある一冊であったのではないかと思います。

ねらいはノイローゼの研究ではなくそれを通じで「人間を忘れない医療」、「医師と患者の人間関係を重んじる医療」がどれほど大切であるかを明らかにすること。

人間と心とからだの結びつきを科学的に追求することによって「人間不在の医学」のあり方を正し、心身一如の立場から、現代人の健康と幸福のあり方を追求することを目指している。

第39版(1972年)序より

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