8月に買った書籍を簡単にレビューしました。
2019年9月2日(月)
こんにちは、和歌山県橋本市を拠点に活動しております蓬庵(よもぎあん)のワダです。ブログをご覧いただきありがとうございます。
2019年8月に購入した書籍
8月に購入した本を紹介します。多くは蓬庵に置いていますので、興味がある本があれば声をかけてください。
それぞれAmazonにリンクしていますのでチェックしてみてください。
けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本
8月に買った中で一番よかったのがこの本です。どちらかというと仕事に使う本になるのですが、自分でチラシやホームページなどのデザインをしている人にはとても参考になる内容でした。
余白をいかしたシンプルなデザインが多いので、少し画像の編集などができれば素人の自分たちでも活用できる部分が多いと感じました。
自分でチラシなどを作っている方にオススメです。
『けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本』
小説 天気の子
説明の必要もない映画『天気の子』の小説です。監督が映画と同時並行で作られたと書いていましたが、内容が映画と小説で同じなのでどちらからでも楽しめると思います。
ときおり原作と映画の監督が違い、原作と展開が違い複雑な気持ちになることがありますが、この作品はそんなことはありません。
個人的には天気や神様との関連をテーマにしているのは興味深かったです。
レビューは高評価が多いですが、小説だけでみると少し物足りなさを感じるので、やはり映像や音楽があっての作品だと感じました。少数派の意見として内容が薄いというのは実際にそうだと思います。
初回限定盤には表紙の裏にサイン、また書店ごとの特典があるようで丸善ではカードがついてきました。
金運・仕事運・商売運なら「住吉の神さま」にまかせなさい
住吉大社で神社ツワーをすることになったので読みました。東洋思想、西洋思想、日本の神話をまじえながら説明されていたのでよかったです。
住吉大社と龍の関係、五行の思想などの要素もあることが興味深かったです。
『金運・仕事運・商売運なら「住吉の神さま」にまかせなさい』著者:清水義久
凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩
大阪市内の大部分はもともとは海だったという話があり、住吉大社の目の前まで海だったとのことでした。住吉の神様が海の神様というのがより納得できました。
その他にも大阪の高低差が紹介されています。
また、大阪市のオフィス街にある靱公園がもともと戦後に米軍が作った飛行機の滑走路があったというのを知り行ってみました。
今はテニスコートがあり、噴水やバラ園のある都会のオアシスなような場所になっていました。テントをはったりしてくつろいでいる方や、暑い日だったので水遊びをしている子供も多かったです。
遺体と火葬のほんとうの話
都市伝説のように語られてきた火葬に関するウソやホントについて解説されています。私も間違った知識として知っていたことも多くおもしろい内容でした。
多くの葬祭や火葬の本は現場の人間が書いていないと指摘しており、間違った内容の流布につながっているようです。
近年はYouTubeで有名な佐藤葬祭の佐藤さん、お盆にはお墓の石に水をかけてよいのか、よくないかで話題になりニュースでもよく取り上げられていました。
「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました
男の子の育て方の本だと思って買ったのですがだいぶ違いました。どうセックスとつながるのかと思ったのですが、内容は著者のジェンダーに関す考え方、根本にある男性に対する嫌悪感に対するアプローチについてでした。
子供が男児と、女児で可愛さや愛情の注ぎ方が違うなどという視点など、異性ということに対する問いかけからはじまっていきます。
男性に対して嫌悪感(男性はみんな女性を性的な対象としてみてるなど)をもつ女性には共感する部分もあるかもしれません。最終的にこんな方法で嫌悪感を改善した方法について紹介されています。
出版社が売るためにつけたようなタイトルで、著者を知らずに買った人はがっかりした人もいるのではないかと思います。
『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』著者:田房永子
小さなお店のショップカード・DM・フライヤー
チラシやショップカードの作例が多く紹介されており参考になります。自分でデザインしている人にはよい本だと思います。買ってから気づいたのですが、新装版がでているようです。
祈りの世界のどうぶつえん
これは書店ではかえませんが、奈良国立博物館の企画展の図録を買いました。これもかなりおもしろい内容になっているので買って良かったと思っている一冊です。
神仏の世界にでてくる動物がたくさん紹介されています。