お盆が終わった頃からでやすい症状とツボ(注夏穴)

暑さの中にも秋の気配がしはじめました。これからの時期にでやすい夏バテ症状について書きました。

2019年8月23日(金)

こんにちは、和歌山県橋本市を拠点に活動しております蓬庵(よもぎあん)のワダです。ブログをご覧いただきありがとうございます。

二十四節気(にじゅうしせっき)

処暑(しょしょ)

8月8日に二十四節気の立秋をむかえ、本日の8月23日にはさらにひとつすすみ処暑(しょしょ)に入ってきています。

処暑とは夏の暑さのピークが過ぎ、暑さがやわらいでくることをあらわしています。

まだまだ日中の暑さは厳しいですが、それでも秋の気配も感じることができます。

少し涼しい風を感じることもでてきましたし、朝方も涼しい日がでてきました。また日暮れも早くなってきています。これからどんどんと日が暮れるのが早くなり、夜も涼しくなってきます。

そして食べ物でいうと梨も出回るようになってきました。梨は夏の疲れを癒し、体にこもった熱を取り除いてくれるので、これからの時期におすすめの果実です。

虫の音もよく聞こえるようになってきました。私の自宅の近くでは鈴虫が鳴いているのも先日から聞こえています。

秋の気配と体の不調

また私たちは患者さんの症状でも季節の変化を感じます。

真夏のように冷房をかけたり薄着で寝ていたら、朝方にひえてしまいカゼ気味になっている方が多くみられますし、ぎっくり腰や寝違え、足がつるなどの症状もよく聞くようになってきました。

そして胃腸に関する夏バテ、暑気あたりの症状はお盆をあけた今頃からも多くでてきます。

食欲不振、便秘、下痢などお腹の不調も患者さんからよく聞くようになってきましたし、他にも体の重さやだるさとして感じる場合もあります。

冷えや内臓の働きは筋肉に影響しますので、ぎっくり腰や寝違えも多くなるわけです。

夏の疲れをとるためにしっかり休息(睡眠)をとること、また胃腸の不調があれば、冷たいもの、生もの、脂もの、ビールなどをさけお腹にやさしい食事を心がけることも大切です。

私もお盆の終わり頃からあまり空腹感がなく、それでもしっかりと食べてしまっていたので少し食べる量を調節しています。

夏バテに使えるツボ

鍼灸チーム『NAGOMI』勉強会

先日に鍼灸チーム『NAGOMI』の勉強会でYouTubeに投稿する動画を撮影しました。今回はYouTubeについての勉強と実際に動画を撮影することが勉強会のテーマでした。

メンバーの先生が痩せるツボについて撮影しているシーンです。また機会をみて他の先生の動画も公開したいと思います。

注夏(ちゅうか)、裏合谷(うらごうこく)

私は夏バテに効果を期待できるツボを紹介しました。手のひらにある注夏(ちゅうか)、もしくは裏合谷(うらごうこく)と言われるツボになります。

注夏穴

詳しくは動画で紹介していますので、よかったら見てみてください。

夏バテ、房事過多(セックス過多)、精力減退、疲労など、東洋医学における「腎」のトラブルにかかわるものに効果が期待できると個人的には理解しています。

また整体などの手技療法では、このツボがある母指球という筋肉のあたりは内臓の反射点としても使うので内臓にも効果が期待できるのだと思います。

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