チョコレートの体への影響について書いていきます。
2013年2月14日
こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。今日はチョコレートと体にあたえる影響について書いていきます。
チョコレートの体への影響
のぼせ、癇癪(かんしゃく)を助長する?
2月になると、バレンタインデーでチョコレートを貰ったり、あげたりする方も多いのではないでしょうか!?
ただ、おいしいチョコレートですが、チョコレートのカカオには「気」を体の上部にあつめ「のぼせ」を助長する作用があるので、のぼせやすい方はたくさんを食べない方がよいでしょう。
ですので、食べ過ぎると鼻血がでると言いますよね。
鼻血は東洋医学では、のぼせているときの症状のひとつです。
子どもはテンションが高くなるので、カンムシがひどくなり、癇癪(かんしゃく)、かん高いキーキー声、わがままがひどくなります。
アレルギーを助長する?
また、日本のチョコレートには砂糖がたくさん入っています。
砂糖には緊張をゆるめる作用があるため、イライラや緊張が強いときに食べたくなりますが良いことだけではありません。
砂糖は東洋医学において消化吸収にかかわると考える脾の臓の働きを低下させ、水の代謝を悪くして体の中に「湿(しつ)」という邪気をうみやすく、チョコレートの作用も加わり「湿熱(しつねつ)」という蒸し風呂のような状態を発生させやすくします。
「湿熱」は「炎症」を助長させやすい特徴があります。
そのため、鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎などアレルギーがでているときに食べると、鼻炎がひどくなったり、アトピーでは体の痒みが強くなるので注意が必要です。
とくに春は、植物が芽吹くように人間の体も「気」が体の上部にあがりやすく、冷えのぼせや体の上部の症状がでやすい季節です。
チョコレートを食べるときには、少量をおいしくいただいてください。