こんにちは(^-^)
東洋医学ライフを提案する隠れ家鍼灸院こと蓬庵(よもぎあん)の和田です。
10月30日(日)に母校の関西医療大学(関西鍼灸大学)の学園祭に行ってきました。在学中に私はお灸を極める灸道部というクラブに所属しており四代目の部長をしていました。
今もその伝統を後輩たちが引き継いで、学園祭ではこられたかたにお灸の体験を無料でやっています。今回はその後輩たちのお手伝いと差し入れに行ってきました。
お灸と聞くと熱そうや火傷といったイメージが強いかもしれませんが、お灸の種類ややり方もたくさんあり、学園祭では温灸(おんきゅう)といわれる種類の棒灸(ぼうきゅう)と箱灸(はこきゅう)というやり方をします。ポカポカと気持ちよく、子どもでも安心して受けることができるお灸です。
今年は部員の人数が少ないので一部屋でやっていますが、かつては二部屋をつかってやっていました。今は鍼灸学科の3年生が2人と、看護学科の1年生が5人となっているそうです。他学科の学生さんがお灸に興味をもってくれるのはうれしいですが、肝心な鍼灸の学生さんはどうなっているのでしょうか(^^;)
お灸体験でもっとも人気のある箱灸というお灸です。腰かお腹にやっていきます。ポカポカ気持ちのよいお灸なので子どもでも受けられます。
このお団子にしたもぐさを箱の中で燃やして輻射熱で温めます。下の方の写真は学園祭で撮ったものではないですが、このようになっています。箱灸はホームセンターで材料を買って手作りで作っています。
私も温灸器を使ったお灸を受けました。足をほぐすように温めてくれるのでとても気持ちいいです。お灸体験が終わったあとは熊取駅の近くにある中国亭さんで打ち上げです。
久しぶりに会う後輩もおり、打ち上げでの話題は施術のはなしになりました。貸し切りの部屋だったので急に鍼の勉強がはじまりました。体調不良の後輩を治療したり、やっている治療の手技が違う者同士で意見をだしあったりして技術の確認をしました。
後輩が成長しているのをみると嬉しいですし、私も顧問の先生の腰痛を治療して自分の成長を確認することができました。顧問の五十嵐純教授はなかなか良かったとは言わない方なのですが、今日の治療は効果があったと言っていただけました。
後輩のみなさん2日間本当にお様でした。部員が少ないので来年がどうなるかわからないですが、学園祭での経験は大きな糧になりますのでこれからも頑張ってほしいです。