こんにちは(^-^)
東洋医学ライフを提案する蓬庵(よもぎあん)の和田です。
先日、患者様から腰カゼになったと連絡がきました。
腰カゼとは何かといいますと、そのままなのですが腰のカゼ引きです。
腰カゼとは私が勝手にいっているだけなのですが、東洋医学で一般的な咳や鼻水のカゼの原因にもなる、寒邪(かんじゃ)、風邪(ふうじゃ)などの外邪が原因でおこる腰痛です。
※ここでは一般的な咳などのカゼをカゼ、東洋医学な風の邪気を風邪(ふうじゃ)としてわけています。
東洋医学的な考え方によると、ぎっくり腰は過労で腰に疲れがたまっていたり、
冷たい物の摂り過ぎや外的な寒さで身体が冷えている状態のときに、「風・寒・湿・熱」といった人体に害があるといわれている外邪が人体を侵襲して起こります。
経絡(けいらく)という「気」や「血」が流れるルートを障害し、停滞や不足をおこすことで発症すると考えられています。
急性症状の多くには外邪のかかわりが大きく、起床してから洗顔や布団をあげるときにおこりやすいぎっくり腰も、
その原因として窓をあけていて寝ている間に冷していたり、寒い場所で仕事をしてることが原因になっていることが多いです。
寝違えの多くも同様に首のカゼ引きです。
私も初学頃に師匠が急性腰痛や寝違えの患者様にカゼとして治療を進めることに理解をし難かったですが、
たしかに一般的なカゼ引きの治療で症状がよくなっていくことに驚きました。
ぎっくり腰も冷えの邪気の寒邪が原因なら冷えを取り除く治療をします。
また、腰は腎の臓と深くかかわっており、東洋医学では腎の臓は、体の成長や生殖機能、また電池のように元気のみなもとのような働きがあります。
なので腎の臓が弱っていると疲れやすく腰痛などもでやすくなってきます。