読書会|「死」について考える(171)

こらむ

読書会という仲間とオススメの本を紹介する読書会でした。

2019年1月21日(月)

こんにちは、蓬庵の和田です。

昨日1月20日は、二十四節気ひとつである大寒(だいかん)でした。大寒は漢字が示すとおり、1年中でもっとも寒さが厳しくなる頃です。

また冬の土用にもはいっています。まだまだ寒さは厳しいですが、暦は2月4日に立春をむかえ春へとむかっていきます。

 

読書会(どくしょかい)

読書会って?

2ヶ月に1回を目安に、本が好きな仲間と読書会という会を和歌山市で開催しています。オススメの本を紹介したり、その内容について議論したりします。

いつも食事をしながら近況報告や雑談からはじまり、関連するテーマの話題がでてきたところで唐突に本の紹介がはじまっていきます。とくにテーマは決めていないのですが、不思議といつも内容がリンクする書籍が続くので面白いです。

メンバーは私よりも先輩でいつも知識量に驚かされます。

今回はROBATAえべっさん(和歌山県和歌山市北新4-4)というお店で開催しました。19時からはじまり、参加者は5人でした。

次回はメキシコで?

メンバーには仕事できているメキシコ人もいるのですが、帰国のため今回がひとまず最後の参加になるということでした。

「次回はメキシコで!」といわれましたがメキシコはちょっと遠いですね(^_^;)

今回はアステカ文明について話してくれました。音声だけですが、こんな感じでやっています。お酒も飲みながらですが、いつも真面目な内容が多いです。

DEATH「死」とは何か

私が用意していた本は、イェール大学で23年連続の人気講義だというシェリー・ケーガン先生の本です。

「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 シェリー・ケーガン https://www.amazon.co.jp/dp/4866510773/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_oMzuCbTSYF6Y0

ページのボリュームのある本だったので、当日の直前までまとめるのに時間がかかりました。コーヒーを飲みながら残りのページを一気に読んでしまいました。

電車など時間に制限がある環境や、カフェで本を読むと集中できるので好きです。

死とは何か?、死は悪いのか?、ひとりで死ぬとは?、自殺は許されるか?、不死はよいのか?、そういったことが大きなテーマになっています。

結語では、各々が死と向き合い考えることが大事だと言っています。私もその通りだと思います。死は現状では避けることができません。

その限られた時間をどのように考えて生きるかが大事だと思います。

本では在学中にガンを発症し、それでも学位をとることを一番の目標に授業に出続けた学生のことも紹介されていました。

しかし本来の卒業をむかえるまでに病気が進み授業にはでれなくなりました。それでも大学はその時点での成績を評価し、十分に学位をあたえるに相応しいとして学位を特例であたえたそうです。

みなさんならどうしますか?

大学をやめて他のことをしますか?、できる限り大学生活を全うしますか?

そういったことを考える機会は健康だとないですが、自分の命をどう使うのか?、また死は自分にとってどういう影響をあたえるのか、また他者にはどのような影響があるのかを考える良い機会になる本だと思いました。

二次会

県外のメンバーと解散後、和歌山のメンバーの3人でたこ焼き一休(和歌山県和歌山市岡山丁30)さんに行きました。

ここでも私の「死」の本のはなし、またそれに関連してアンドロイドのロボットの本の話で24時まで盛り上がりました。

たこ焼きは小ぶりですが、中がトロッとした美味しいたこ焼きです。中で食べることもできますし、お持ち帰りもできます。お酒もビールなど少しですがおいてます。

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