【ネガティブを受け入れる】
今日のテーマはネガティブを受け入れるというお話です。
ネガティブとポジティブ、もちろんポジティブな思考をできる方がよいのですが、その土台にはネガティブな思考があることを忘れてはいけません。
極端な例ですが、階段からこけて骨折のケガをしました。その瞬間にラッキーとは普通は思いません。
まずは「痛い!」「骨折までして最悪!」と思うのが普通です。
それでも、少し時間をおいて「それでもこの程度ですんでよかった。」「頭を打たなくてよかった。」「少し忙しかったから休めということかな。」となるのが健全なポジティブな思考です。
こけた瞬間に「ラッキー!これはきっと良いことの前触れだ!」と思う人がいたら、もう変態や洗脳レベルなポジティブ思考です。
それでも日頃の習慣として、ポジティブに考えれる方が人生は豊かになります。
私は今朝にJRと南海電車に乗りましたが、ともに限定車両の真田丸仕様のラッピング電車でした。
これはきっと良い1日になるなと確信しました。こじつけでもよいので方向を良い方にむけてあげることが大事です。
また別の人は同じ電車をみて、朝から赤い暑苦しい電車で最悪と思ったかもしれません。
私と後者の人、今日1日はどちらの方が良いことがおこるでしょうか?
基本的に1日の中でおこることは一緒です。それでも受け取り方がかわるので、1日が終わったときにポジティブをたくさん集めた私と、ネガティブをたくさん集めた後者とでは1日の満足感に違いがでることでしょう。
少し仏教の話にも触れますが、布施という言葉があります。
ほどこしをわけあたえることですが、笑顔で前向きな言葉を人に使うことも布施です。
詳しくは、眼施、和顔悦色施、心施といいます。
まわりも巻き込んでポジティブに過ごすことは布施でもあるんです。
私のベストマインドには仏教の思想も大きく影響しています。
さて、今日はもう少しネガティブを受け入れる話をしたいと思います。
まず自分のネガティブな部分を別の言葉に変換しましょう。
ネガティブにも良いところがあります。
ネガティブ→丁寧、慎重、謙虚
随分とイメージが変わりませんか?
調子にのって慢心しないようにセーブしたり、感情的になって間違った判断をしないようにしているのがネガティブな思考の部分です。
ですので、ネガティブな思考の部分も必要なんです。
しかし、それが過剰となると、なんでもないことを深く考え、場合によっては体調を崩します。せっかくのチャンスを逃す場合もあります。
これをかえていくには日頃から意識してポジティブに変換していくことを習慣にすること、小さな成功体験を積み重ねていくことが大事です。
まずは、ネガティブというものが誰しもがもっており悪くないこと、また良い側面もあることを覚えてください。
自分はネガティブではなく、丁寧で慎重で謙虚な方だと言うようにしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。