こんにちは(^-^)
東洋医学ライフを提案する蓬庵(よもぎあん)の和田です。
【氣之至也、如魚吞鉤餌之沈浮】
大人になって再びバス釣りにハマっている患者様に感化されて、先日の日曜日に数年ぶりに釣りへ行きました。
私も中学生のときには毎日のように友達と行っていました。
その話から「先生は手の感覚がよいから釣りがうまいのではないか!?」というはなしに患者様となりました。
うまいかどうかは別として、実は気がツボに充実してくる感触が古典では釣りで例えられており、またそのトレーニングとして釣りをすることもあります。
金元時代に貸黙が著した「針経指南・ 標幽賦」には、
…氣之至也、如魚吞鉤餌之沈浮…
…気が至れば、まるで魚が釣り餌を呑込み
浮き沈みしているようである。…
魚がかかって逃げようとして暴れるときのような感触が鍼尖にあれば「気が至る」という状態であると言っています。
厳密にいうと、魚によってエサのとりかたや引き方も違うので、ここでの魚や釣り方がどういったものなのかが気になります。
それでも、魚のあたりや魚が針にかかる瞬間には、クックッとひかれたりしぶるような独特の感触があります。
個人的にはそれを「気が至る」だと解釈しています。
2時間半ほどねばって一匹釣れました♪
釣りは鍼治療のトレーニング!
釣りが好きな先生はそのあたりも意識してみてくださいね(*^^*)