高野山、不動坂、弁天嶽ハイキング(102)

2018年5月29日(火)

こんにちは、蓬庵の和田です。

先日の日曜日(27日)に高野山の弁天嶽へのハイキングへ行ってきました。思い立ったのが前日でしたので、ごく一部の方しかお誘いできなかったのですが、お一人の方が一緒に行ってくれました。

ときおり患者様も対象として遠足やお出かけを企画しています。次回はもう少し早めにお知らせします。

コースは、極楽橋駅→不動坂→女人堂→弁天嶽→大門→壇上伽藍→一の橋→奥の院という感じです。距離では10キロほどになると思うのですが、極楽橋駅が標高538mで弁天嶽の標高984.5mなので、ちょっとした山登りです。帰りは時間の都合でバスと電車を利用しました。

不動坂には100年ちょっと前の開創1100年で整備された大正時代に作られた道と、この数年前に発掘・整備がおこなわれて復活した大正以前に使われていた旧不動坂があります。旧の方が新しい道という変な感じです。今回は前半は不動坂、途中にある清不動からは旧不動坂を通りました。

高野山、不動坂、弁天嶽ハイキング(102)

実は不動坂には少し思い入れもあって、大学に入る前なのでもう14年近く前になるのですが、歩道の整備事業の工事へ知り合いの方にアルバイトに誘われて行っていました。

不動坂 工事 不動坂 工事

不動坂 工事 不動坂 工事

残念ながら経年の劣化により、今はその面影はありません。想定したいたよりも耐久性に問題があったようです。木のチップを固めていてフワフワで歩きやすい歩道になっていたんですけどね。

今回の目的のひとつは弁天嶽でした。スピリチュアルに精通する方の中では、とてもパワーを感じるとされる場所です。頂上には嶽弁天がまつられており、弘法大師が天河弁天社より勧請した弁才天であると伝えられています。

今回はレイキヒーリングをされる方がご一緒してくれたので、高野山のエネルギー(気)を感じることを意識しながら歩いていきました。

高野山、不動坂、弁天嶽ハイキング(102)

道を阻むかのような大きな巨木、間を切って道を作ってくれいます。裏参道は表参道よりも山道になります。

高野山、不動坂、弁天嶽ハイキング(102)

山の中を歩くって気持ちいいです。汗もかいてスッキリしました。

高野山、不動坂、弁天嶽ハイキング(102)

到着した嶽弁天では、光がさし込み、鳥がさえずり、風が吹きぬけ、とても優しいエネルギーを感じることができました。お社と巨木との下の写真の場所がとても気持ちのよい場所でした。

ほんの少し場所を移動するだけで違いを感じ、この場所だけちがう所のような感じがしました。鳥たちも話しているように交互にさえずっていて癒やされました。

高野山、不動坂、弁天嶽ハイキング(102)

「エネルギー(気)を感じる」と書くと特別なことで難しいと思われるかもしれませんが、感性や五感を研ぎ澄ますということです。普段からみんな感じ取っています。

季節や天候の変化により、暑い、寒い、湿気、風などを普段から感じていると思います。

これは当たり前だと思っているかもしれませんが、それは自然界の「エネルギー(気)」です。だから季節のことを気候と書いたりもしますよね。

その変化を場所で感じてみます。同じ高野山というエリアでも、その場所により伝わってくる空気感や沸き起こってくる感情というのが大きく違います。

暖かい、寒い、心地よい、光が綺麗、鳥の鳴き声がする、体が軽い・重たい、呼吸がしやすい、また感情の変化(嬉しい、悲しい、優しい、寂しい、その他)、などを意識して確認すると良いと思います。

自分の体にあっているエネルギーの場所では、体の軽さや呼吸のしやすさ、感情として癒やされるような感じや清々しい感じがします。鍼灸の治療後のような感じです。

私がおもう「エネルギー(気)を感じる」というのはそういうとこです。なので誰でも感じ取れると思います。

さらに研ぎ澄まして極めていったものが、第六感の分野のスピリチュアルといわれるものだと解釈しています。

それにより多くの人は感じ取れないような微細なメッセージを感じ取れたり見えるようになります。

また、その場所のエネルギーというのは帰ってからもイメージすればヒーリングや瞑想で活用することができます。

このように見過ごしてしまいそうな小さな変化をとらえる、気づく感覚は治療家は大事にした方がよいと思います。技術の上達にも関係します。

しばらくこの場所で休憩しました。数人の方とすれ違いましたが半数が外国の方でした。

高野山、不動坂、弁天嶽ハイキング(102)

表参道の方には赤い鳥居が並んでいます。大門までは極楽橋駅からゆっくり歩いて2時間ほどでした。このあとは時間があったので歩いて伽藍、清高稲荷、奥の院にいきました。ほどよい疲労感でリフレッシュすることができました。

今回はあまり写真を撮らなかったので、昨年の6月に歩いたときの様子をよかったらご覧ください。

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