東洋医学からみた皮膚の色とカラダの関係

【東洋医学と皮膚の色、五色(青・赤・黄・白・黒)って何?】

こんにちは(^-^)
東洋医学ライフを提案する蓬庵(よもぎあん)の和田です。

東洋医学の考え方では、診察方法や養生で5つの色を大事にします。それは、青、赤、黄、白、黒で五色といいます。

青は肝の臓、赤は心の臓、白は肺、黄は脾の臓、黒は腎の臓に対応します。

先日に1週間ほど、妹が1歳数ヶ月の甥っ子をつれて帰ってきていましたが、母がお風呂あがりの甥っ子をみて「この子、こんなに皮膚の色が黄色かった?」というのです。

手の平や足の裏の色をみるとより皮膚の色が黄色なのがわかります。

「皮膚が黄色いのは脾の臓の色、胃腸に負担がかかってるサインやね。食べさせすぎ。」と私がいいました。

子供は皮膚の色にあらわれやすいので良くわかります。食べ物の「質や量」に問題があると皮膚が黄色になってきます。

泣かないようにお母さんが不在のときにお菓子を食べさせたり、喜ぶからたくさん食べさせていましたから胃腸に負担がかかったのでしょう。

夜泣きなどのカンムシは肝の臓が深くかかわるので顔が青白い色というように、熱があるときは赤色、消化器系が疲れると黄色、呼吸器が弱いと白色、疲労がたまると黒色になります。

また日頃からそうなら体質的にその臓が弱いと言えます。これらは大人でもそうです。

「皮膚は内臓の鏡」ともいいます。本当の美容は体の中からの改善が大切です。

また、その五色の色はその臓をサポートする色という考え方もあります。今は冬にむかっていますが、冬と深く関わるのは腎の臓です。

そのため養生としては黒い食べ物が腎の臓をサポートしてくれます。黒豆、黒ゴマ、黒キクラゲ、ひじき、黒米などがあります。

他にも黒くはありませんが、栗や山芋も腎の臓のサポートとしてオススメです。腎の臓は成長、老化、生殖器、疲労・体力と深く関わります。日頃から黒い食べ物や山芋はアンチエイジング効果が抜群の食べものといえます。

 

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