学生のときにしていた勉強の仕方を紹介します。
2019年6月7日(火)
こんにちは、和歌山県橋本市を拠点に活動しております蓬庵(よもぎあん)のワダです。ブログをご覧いただきありがとうございます。
勉強の仕方を学ぶ
学生さんから勉強の仕方について質問を受けることが多いので、今日は学生のときにしていた勉強方法を少し紹介します。
どちらかというと医療系や鍼灸学生さん向けの内容となります。
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勉強の仕方を勉強する
大事なのは早い段階で、まず自分にあっている勉強の仕方を知ることが大切だと思います。
今は多数の効率の良い勉強の仕方、集中の仕方、ノートの作り方、暗記の仕方を紹介する書籍がたくさんでているので、そういった書籍で勉強されるのもよいと思います。
私も何冊か読んで勉強しました。先輩が国家試験の前にそういった効率のよい勉強法についてまず勉強したというのを聞いて、とても理にかなっていると思って真似をして勉強の仕方を勉強しました。
自分にあった勉強の仕方
人にはそれぞれ覚えるのに有効な方法が違います。書いて覚える人、聞いて覚える人、見て覚える人、体感して覚える人などがあります。
書いて覚えるといっても、ノートに何度も同じ事を書いて覚える人もあれば、見直せるように綺麗にまとめて覚える人もいます。一番良いのは複合的に組み合わせてするのがよいようです。
教科によっても有効な方法は違うのでそのあたりも研究する必要があります。
人の真似をする
研究する自信がない人は、まず成績が良い人がどのようなノートを作っているか、またどういう風に勉強をしているかを教えてもらったら良いと思います。
勉強そのものを教えてもらうというよりも、まずは勉強の仕方を教えてもらうとずっと使えます。
また成績が良い人は要点をとらえるのが上手なので、どういうところがポイントなのかをチェックしてもらうとよいと思います。
しかし、天才タイプの方の勉強の仕方(ベッドでゴロゴロしながらただ教科書を眺めるだけとか)は真似できないこともあるので、愚直に努力することが大切です。
天才タイプの方は覚えやすいように他のことと関連付けたり、覚えやすいようにうまく変換して覚えているようです。
最終的には医療系の基礎科目はバラバラの知識ででなく、複合的に関連付けて覚えて行くのが理想です。
また近年の鍼灸の国家試験においては、西洋医学+東洋医学の複合的な問題も増えているので関連付けて覚えておくことが大切です。
書いて覚える
個人的には何度も書いて覚える派だったので、まずは重要なキーワードが見慣れてくるまで書いて覚えました。見慣れないまま教科書を読んでも頭に入ってこないので、キーワードがすぐにイメージできるまで書いて覚えました。
このときに何度も見直さずに、一度にたくさんのコトバや文章を覚えて書き写すことが大切だと思います。キーワードは途中で見直さずに1回で書き切ることがいいと思います。
他にも単語カードにして覚えてもいいと思いますし、耳から覚える人は教科書を読むのを録音して倍速で再生してもよいと思います。
ツボなんかは読み上げてくれる音声を活用して覚えました。今はツボを読みあげてくれている音声もいろいろありますよね。
教科書に書き込む
教科にもよると思いますが、私は解剖学と生理学は教科書の空白に書き込んで情報を1冊にまとめる方法にしました。
鍼灸師に必要となる教科によっては、ほとんど教科書を授業で使わないものもあるので、そういったものは問題集や国家試験の対策の書籍で対応可能かと思います。
その点、解剖学や生理学はほぼすべてのページの内容が必要となるので教科書の活用もよいのではないかと思います。
重要なキーワードを横に書き出してまとめたり、試験にでているけど教科書にはのっていなかった語句を書き足したり、覚え方のゴロなどもメモしておきました。
わかりやすいように主に青ペンで書くようにしました。ちなみに記憶には青いペンがいいそうです。
最重要の語句に関しては赤ペンやマーカーで色をかえました。直前のテスト勉強では書き込んだ要約のみをひらっていきます。そしてわからないことは本文を見直します。
教科書を持ち歩くのは大変ですが情報が1冊にまとめられるのであとあとに見直すにはとても便利です。
今は消えるペンやマーカーもあるので、そういったペンであれば気軽に教科書も書き込めるのではないかと思いますし、パッドなどに電子化して持ち歩く人もいると思うので、自分にあった方法を模索してもらったらよいと思います。
問題を解く
最終的には問題を解いて問題になれるという必要があります。
解剖学などは絵や図で覚えていても、文章になるとわからなくなる場合もあります。必要に応じて変換して記憶をよびだせるようにしておく必要があります。
問題は解くことよりも内容の理解する
問題をといていき、解いた問題があっていればそのままにしてしまう方がいますが、マークシートで選択式の問題などでは選択の中でわからない語句や文章があれば理解をしておく必要があります。
問題は効率よく復習する
解いた問題は間違った問題のみを繰り返しやっていきます。私は間違うたびに問題の番号を、黄色→緑色→ピンク色→茶色と蛍光マーカで重ね塗りしていきました。
これで苦手な問題が浮き彫りになっていきます。これで過去の国家試験問題なども短時間で復習できるようにしていました。
アプリの活用
近年はスマホやパソコンの便利なアプリなどもあるので、そういったものも活用されたらよいと思います。
十数年前は重要語句を携帯のメールに打ち込んで(もしくはパソコンで打ち込んで転送)、電車の待ち時間などの隙間時間でメール本文をみて勉強していました。当時はまだガラケーでした。
戸村多郎先生の『ここだけ覚えろ!解剖学』シリーズ、私のときは書籍でしたが今はアプリもあるので解剖学の勉強がしやすくなったのではないかと思います。
こういった便利なものをうまく活用したらよいかと思います。
まとめ
まずは勉強の仕方、ノートの作り方、集中の仕方、暗記の仕方などを勉強する。そして自分にあった勉強の方法を実践することが大切かと思います。