鍼灸師が技術を学ぶことの意味について書きました。
2019年7月22日(月)
こんにちは、和歌山県橋本市を拠点に活動しております蓬庵(よもぎあん)のワダです。ブログをご覧いただきありがとうございます。
技術のお話
技術
自分たちように施術をして仕事をしているものにとっては、技術や知識というのはお店屋さんの商品と同じです。ですので物としての実態のない施術でも、その対価としてお金を頂くことができます。
そのため私たちは常に技術や知識を増やしたり、より良いものになるように努力をしています。
随分前になりますが、師匠と日曜もあけている施術所があるというはなしをしたことがありした。
師匠は「日曜に仕事をしていたらいつ勉強をするんや?」と言っていました。
そう、多くの勉強会や講習会は日曜日にあります。
日曜日に仕事をしていると必然的に参加することはできません。なので師匠は日曜日に仕事をすることには否定的でした。
ただ個人のおかれている様々な状況により、どうしても日曜日も仕事をしないといけない場合もありますので、一概には否定できないことでもあります。
同期生にも勉強会をするからと声をかけても、働いているところが日曜日も仕事だと参加はなかなか難しいようです。
鍼灸と手技療法
先日の日曜日は、午前中は勉強会で茨木市の方に行っており、午後からはまた別の勉強会で大阪市の方へ行っていました。
私は施術に関しては鍼灸に固執して勉強してきたのですが、この数年は鍼を使わずに施術する手技療法も勉強しています。
鍼灸が素晴らしいと思っていましたし、なんでも鍼灸でよくできることがよいと思っていました。
多くの鍼灸師が鍼灸をせずに手技療法(一般的にいわれる整体)にすすんでいくのをみてきましたし、それに対する反感のようなものも強かったからかもしれません。
鍼灸の技術の習得にはある程度の時間が必要です。
それに対して手技療法の方が簡単ということはありませんが、わかりやすく体に変化がでる施術があるからかもしれません。
ただ手技療法も学んでいくと、上手といわれるような先生たちは「気」や「意識」や「設定」も使って施術していることを感じます。
鍼灸でよく使う「経絡」や「ツボ」を活用していると感じる部分もあります。
施術の仕方や施術者の目を見ているとわかります。
施術で目的としているところも、体の変化としては同じことをやっていたりします。
言葉や説明の仕方が違うだけですが、鍼灸も手技療法もやっていることは同じだと最近は感じています。
また必要に応じてもっとも有効な方法を選択することが大事だと思いますし、手技療法を学んでも鍼灸にも応用できる部分も多いので、最近は興味深く学んでいます。
頭の骨の調整
オステオパシーの分野の施術になるのですが、午前中は頭の骨を調整するような施術方法を学んできました。
頭の骨の調整は気持ちがいいし面白いです。実技中に眠くなって寝てしまうこともあります。
精神的な負荷が多い方は頭の緊張が強いことが多いので活用するとよさそうです。
私はどうしても東洋医学と関連させてしまいますが、この部分を調整するとこの経絡を調整することになるなど自身の施術に関連させてやっています。
とくに今回は上顎骨について学びました。
上顎間縫合の場所に当たる鼻の下には人中(じんちゅう)というツボがありますし、その部分の深い・浅いなどの形で観察をすることもあります。
その場所はうつ病や心身の病とも関係が深いそう、東洋医学の観察では生殖器系との関連も深い場所です。いろいろなことを関連させて考えると面白いです。
筋肉の調整
午後からは大学の同期生が中心になって教えてくれている勉強会にいきました。
膝に関連する筋肉を調整して膝の痛みなどを施術する方法をみんなで勉強しました。
大学のときの仲間でこうして勉強会をできるのはとても嬉しいことです。
お互いにやっている施術方法が違うので、それぞれの情報やテクニックに関連させて学ぶことができました。
サムハラ神社
前にも参拝したサムハラ神社です。
午後からの勉強会の場所の近くにあるので参拝しました。大阪市内にある小さな神社なのですが、今回も絶え間なく参拝の方が訪れお守りを授与してもらっていまいした。
打ち上げ
今回はみんな用事があるということだったので、少しさみしいですが奈良県の先生と2人で食事にいきまいした。
1杯だけお酒をのみながら近況報告をしてすぐに解散の予定だったのですが、はなしが盛り上がったのでお腹いっぱいになるまでいてました。
やってぱり勉強会が終わってからの1杯は美味しいです。
地下鉄の阿波座駅からすぐの海鮮屋台おくまんというお店に行きましたが、値段もリーズナブルで美味しいです。海鮮屋台というだけあってお刺身の種類も豊富です。
かま焼きもその日によって違うそうで、昨日は、鯛、鰹、サーモンなどがあったので鯛にしました。
よくみるとウーロン茶のみおかわり自由、飲めない人に優しいお店でした。