2017年9月26日(火)
こんにちは蓬庵の和田です。今日はふと質問され、ど忘れで答えれなかったので復習してみます。
五臓(肝、心、脾、肺、腎)には、それどれにおいが配当されており五香といいます。
体臭や口臭、体からの分泌物や排出物のにおいから五臓を割り出し診断の参考とします。五臓と五香の関係をあらわすと以下のようになります。
五臓と五香
肝→臊 (そう) あぶらくさい
心→焦 (しょう) こげくさい
脾→香 (こう) かんばしくさい
肺→腥 (せい) なまぐさい
腎→腐 (ふ) くされくさい
なぜ、そういうはなしになったかというと、患者様が汗のにおいが自分と息子は同じだけど主人とは違うということでした。
自身と息子はこげくさいにおいがすると言われます。五行の関係からすると「心」にあたりますね。
においは熱が強いほど強くなり、冷えるほどなくなる傾向があります。こげくさいにおいが本当に強いのだとすれば、心に熱がこもっているサインとも考えることができます。
かりにそうだとするならば、心の熱をとるのにすぐれている食材は苦みですから、ゴーヤがオススメです。