干支鈴、鈴と浄化、天河神社と産霊(56)

2018年1月10日(水)

こんにちは、蓬庵の和田です。

師匠がお正月に伊勢神宮に行ってきたということで、干支の鈴をいただきました。この数年続けて頂いていて感謝です。今年は戌(いぬ)です。

この鈴は12年ごとにデザインがかわるそうで、五十鈴川の上流から土をとり作られているそうでうです。

どうして干支の鈴なのかというと、おそらく鈴といのは魔や邪気を払う効果があると信じられてきたからだと思います。

神社では神楽のときに使われますし、お守りには鈴がついていたり鈴そのものがお守りになっている場合もあります。

なので鈴は部屋が気持ち悪いときや気分が落ち着かない時に、鈴の音を鳴らして場を清めて浄化する目的で使うこともできます。

神社仏閣に関わらず自分が心地のよい音色の鈴と出会えば買ってみるのもよいと思います。

とくに奈良県の天河神社(天河大辨財天社)の特殊な五十鈴(いすず)がよいとスピリチュアルな方からはよく聞きます。

五十鈴は、天河大辨財天に古来より伝わる独自の神器で、天照大御神が天岩屋戸にこもられたとき天宇受売命(あめのうずめのみこと)が、岩屋戸の前で舞をしたときに使った神代鈴と同様のものであると伝えられています。

この五十鈴は三つの球形がついた特殊な三角形の形をしていて、それぞれ「いくむすび」、「たるむすび」、「たまめむすび」という魂の進化にとって重要な三つの魂の状態をあらわしているとされます。

「君の名は。」で有名になった「むすび」ですが「産霊(むすひ)」とかきます。神道における観念では「天地・万物を生成・発展・完成させる霊的な働き」のことで、「君の名は。」でもとても大きなキーワードとして使われていました。

興味がある方は「むすび」、「産霊(むすひ)」などで検索してみてください。

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