高野山真言宗の総本山金剛峯寺の切子灯籠
こんにちは(^-^)
東洋医学ライフを提案する蓬庵(よもぎあん)の和田です。今日は高野山で撮った写真を公開します。
電車で高野山へ
写真の概要
2017年8月6日に世界遺産である高野山に行ってきました。目的は大きく2つありました。盂蘭盆会の期間の1週間ほどだけ飾られる高野山独自の切子灯籠と、南海電車の極楽橋駅の風鈴トンネルの写真を撮りに行くことです。
切子灯籠(きりことうろう)
高野山では灯籠の明かりを頼りに先祖の霊が帰ってくると信じられており、山内の寺院では切子灯籠は先祖の霊を迎える準備ができたことを告げる目印になっています。
切子形の木枠でできた灯籠で、4枚の和紙(長さ約1・7メートル、幅30センチ)が下についています。風は吹くたびに揺れてとても涼しげです。この時期にしか見られないので機会があれば見てみてください。
切子灯籠の動画
ひらひらと風に揺れる様子を動画に撮ってみました。よかったらご覧ください。
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南海高野線 極楽橋駅 風鈴トンネル
高野山駅へのケーブルカーの乗り換えの駅になる極楽橋駅に、夏の期間だけ風鈴のトンネルが設置されてします。その飾られている風鈴の数は550個だそうです。涼しげでとてもきれいです。
風鈴の下の短冊には願い事がかかれており、高野の火祭りのときにお焚き上げされるそうです。たくさんの数の風鈴は涼しげですし圧巻です。乗り換えまでの時間があまりなくゆっくり撮れなかったことが悔やまれます。
カラフルな短冊がゆらゆらと揺れてとても綺麗な光景です。
壇上伽藍(だんじょうがらん)
壇上伽藍は、胎蔵曼荼羅(たいぞうかいまんだら)の世界を立体的に表しているといわれています。高野山の中心となる金堂があり多くの行事が行われます。何枚か撮った写真を公開します。
弘法大師・空海の持仏堂として建立されましたが、後に真如親王直筆の「弘法大師御影像」を奉安し、御影堂と名付けられました。空海は3月21日に入定(高僧がが亡くなること)されたとされており、旧暦の3月21日に当たる日に「旧正御影供(きゅうしょうみえく)」が執り行なわれ、前夜の「御逮夜(おたいや)」のみ御影堂の内拝が許されています。
伽藍のお堂を順番にお祈りされていました。
中学生か高校生ぐらいの若いお坊さんがお祈りをされていました。写真は失礼と思いつつも、絵になるのでついつい撮らせていただきました。
高野山 奥の院
夕暮れになってしまったので灯籠に灯りがともっています。夏でもひんやりと感じる奥の院までの参道です。多くのお墓が並んでいます。
外国の旅行者も多くおられました。日のあたるところは高野山も暑いですが、日陰にはいると空気がひんやりとします。
五輪塔に苔むした緑が素晴らしいです。また多くの巨木やご神木が参道では出迎えてくれます。木を傷めないように根元は踏まないように、また木のパワーを感じたい方もいると思いますが、なるべく直接は触れずに感じてほしいと思います。手をかざすだけでもエネルギーは感じられます。
木々の間から差し込む光がなんとも綺麗です。これは写真ではなかなか伝わりませんので、奥の院で感じてください。