初詣に建仁寺塔頭の禅居庵摩利支天堂もおまいりしました。
2019年1月14日(月)
こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。
1月3日に知り合いの先生と伏見稲荷大社に初詣に行きましたが、京都までいったので気になっていた建仁寺のすぐ近くにある禅居庵摩利支天堂にもいきました。
禅居庵摩利支天堂
禅居庵
禅居庵は、建仁寺の塔頭(たっちゅう)寺院の一つで、元弘3年(1333年)に建仁寺第23世の大鑑清拙正澄禅師(だいかんせいせつしょうちょうぜんし)によって建立されました。
大鑑清拙正澄禅師は、鎌倉時代末期に中国から来日した禅僧で、南禅寺や建長寺などの住職を歴任し臨済宗大鑑派の祖となる。
臨済宗建仁寺塔頭 禅居庵の基本情報
住所:京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146
参拝時間:9:00~17:00 年中無休
アクセス:京阪電鉄「祇園四条」下車徒歩約7分、市バス「東山安井」下車徒歩約7分 臨済宗建仁寺塔頭 禅居庵禅居庵は鎌倉時代後期、元国からの来朝僧、大鑑清拙正澄禅師を開基として小笠原貞宗が開いた臨済宗建仁寺派の塔頭寺院です。
建仁寺の敷地内にあるので駅からは建仁寺を目指していくとよいです。
摩利支天(まりしてん)
摩利支天という神様は猪の上に座っています。伏見稲荷大社では眷属(けんぞく)が狐でしたが、こちらでは猪が眷属として従えていることになります。
そのため、こちらには境内に狛犬ではなく狛亥が祀られています。
摩利支天は亥年の守り本尊として信仰を集めているだけでなく、開運や勝利に導く神様です。また禅居庵は「日本三大摩利支天」の一つとして数えられています。
日本三大摩利支天
石川県・宝泉寺(ほうせんじ)・真言宗
東京都・徳大寺(とくだいじ)・日蓮宗
京都・建仁寺(けんにんじ)塔頭(たっちゅう)禅居庵(ぜんきょあん)・臨済宗
なのでぜひ亥年におまいりして狛亥を撮影したいと思っていきまいした。
普段は秘仏で、毎年10月20日の「ご開帳大祭」のみご開帳ですが、12年に一度の亥年を迎え「新春のご開帳」で2019年1月1日から1月31日までご開帳されています。
摩利支天と繋がる五色の綱を手に参拝することで縁を結ぶことができます。
禅居庵摩利支天堂の写真
お正月で人が多かったので外見はこれで勘弁してください。上にあがってお参りすることができました。お堂内、正面からの撮影は禁止です。赤い大きな提灯がいいですね。
手水舎も猪の口から水がでています。龍はたまに見かけますが、猪は珍しいです。
お線香をお供えします。見たところ値段などは書いていませんでした。
境内には他にも猪がたくさんいます。
狛犬ではなく狛亥です。境内に複数いてます。
下の写真の小さな猪はおみくじです。今は可愛い独自のおみくじもたくさんありますよね。
焼き物の中におみくじが入っています。持ち帰ってもよし、大きな猪さんのところに置いて帰ってもよし!、後になっておみくじをひかなかったことを後悔しました。今年の干支なので飾って置くのにちょうどいいかもしれません。
よくみると一匹だけメガネをかけてる?
今年は亥年なので、ぜひ行ってみてください。
興雲庵 (陀枳尼尊天)
また建仁寺境内の北西にある興雲庵には、陀枳尼尊天(だきにそんてん)・豊川稲荷がおまつりされていました。入口には狐いました。
ダキニ天については伏見稲荷大社の記事で紹介したので、お寺なのに狐がいるのは納得して頂けると思います。