二度寝は罪悪感を感じる(4)

2017年9月28日(木)

こんにちは、蓬庵の和田です。

今日も患者様とのお話の中から印象深かったことをひとつふたつ書いてみたいと思います。タイトルにもかきましたが「二度寝は罪悪感を感じる」という話を患者様から聞きました。

さて、みなさんは二度寝に罪悪感を感じますか?

私は何もない休日は喜んで二度寝をしてしまいます。二度寝をできるって本当に幸せを感じます。とくにこれからの時期は二度寝の温かい布団の中が心地よくなります。

今日はお話していた方は60代の女性ですが、ご主人が仕事から帰ってくるのをまって、朝も仕事を見送っているため熟睡できる時間が短いということでしたので、できるなら昼寝や二度寝をすすめたのですが、二度寝は罪悪感を感じると言われます。

詳しく聞いていくと、寝室に行くまでに仏壇があり「起きたのにまた寝るのか」と責められるような感じがして罪悪感を感じるとい言われます。

「では何か6時に起きて朝に何かする用事がありますか?」とききましたが、「とくにない」とのことでした。別に二度寝していてやらないといけない家事をやっていないわけでもありません。

ですので、二度寝することに理由をつけることをおすすめしました。

どうしても気になるようでしたら「年齢的にも体がしんどいのでもう少し寝させていただきます。」というように仏壇にことわってから寝ることを提案しました。

ひと昔前の方は本当によく働かれました。二度寝をするのは悪で怠け者のような感じだったのかもしれませんね。

昼まで寝ていて何もしないというのは具合が悪いですが、6時に起きてお見送りして、もう少しだけ二度寝して寝るのは個人的には別に悪いことではないと思います。

もっと若い主婦の方にもご主人に帰るのを起きてて待ってて欲しいか、朝に送り出して欲しいか聞いてみて、どっちかにしてもらったらどうかと提案することもあります。疲れているときにはやはり睡眠は大切です。

夜寝るのも遅い、朝も早いとなると体が回復しません。じゃー、仕事で朝の早くから夜の遅くまで働いている俺たちはどうでもいいのかと聞こえてきそうですが、女性は更年期など男性よりも大きな体調の節目もあったりしますので、男性からすると寂しい部分もあるかとおもいますが、多目にみてもらえたらと思います。

時間があるときは少し昼寝をするのもよいです。私も夜は21時、今日は患者様が遅くにこられたので終わったのが23時でした。さすがに朝からずっと仕事をしていると疲れて集中力が下がりますので、少しお昼に昼寝をできる時間をとります。

20〜30分ほど寝るだけでも眠気や集中力は全然違います。しかし、寝すぎてしまいますと夜に寝れなかったり、体が陽気をしまいこんでしまいますのでカゼをひくきっかけになったりしますので長時間の昼寝には要注意です。

今日は二度寝と昼寝のことを少し書いてみました。読んでいただきありがとうございます。

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