鍼灸師に多い血液型を検証したので報告します。
2020年3月28日(土)
こんにちは、東洋医学で健康を考える蓬庵(よもぎあん)のワダです。ブログをご覧いただきありがとうございます。
鍼灸師に多い血液型を検証
目的
ある鍼灸師の先生との話で、鍼灸師にはB型が多いという話になった。
その先生が鍼灸学校のときのクラスでは半数以上の学生がB型であったそうで、そのときに講義をしていた学校の先生もそういう傾向があるといっていたそうだ。
私も学生のときに同じような話を聞いたことがあり、実際に授業の中で自分の血液型のときに挙手して調べたという経験がある。
実際にそれは正しいのか興味がありアンケートを実施することにした。
対象
SNSのTwitteを利用している不特定多数の鍼灸師(鍼灸学生も含む)を対象とした。
方法
Twitterのツイート(投稿)機能にある選択方式のアンケートを作成しTwitterにツイート(投稿)した。
アンケートはA型、B型、O型、AB型の中から選択肢し、未回答と複数選択はできないようになっている。
アンケートの実施期間は4日間とし、Twitterの機能としてアンケートに興味をもった人がリツイートといって自分のアカウントでも拡散することができる。
アンケートの実施期間は3月24日の正午から3月28日の正午までの4日間とした。
結果
4日間で計259票の回答をえた。
アンケートではA型が37.1%でもっとも多くなった。なお自己申告による回答なので、鍼灸師でない人による回答も含む可能性がある。
その結果は以下の図1の通りである。
図1 アンケートの結果A型 37.1% B型 19.7% O型 26.3% AB型 17%インプレッション数(ユーザーに投稿がみられた回数)2840
エンジゲート数(ユーザーが投稿に反応した回数)286
リツイート数(ユーザーがこのツイートをリツイートした回数)9
考察
厳密にはTwitterを利用している鍼灸師(鍼灸学生)の血液型というのが正しいが、鍼灸師にはA型の血液型の人が多いことがわかった。
さらにそれが特筆すべき点なのか検証するため日本人の血液型と比較して以下の図2に示した。
比較すると日本人の血液型と大きく差がみられず大きな特徴はないように思われる。また鍼灸師にB型が多いということの証明とはならなかった。
興味深い点としては、日本人のAB型が10%に対してTwitterでのアンケートでAB型に回答した鍼灸師は17.2%で、AB型の人が他の血液型より鍼灸師を職業として選ぶ傾向あることが示唆された。
図2 日本人の血液型とTwitter鍼灸師の血液型
結語
全体をみるとTwitterを利用する鍼灸師にはA型が多いが、日本人の血液型からみるとAB型の割合が多いことがわかり意外であった。
このようにバランス良く血液型がわかれるのは日本人だからであるため、血液型の占いなどはあてにならない部分も多いが何かの参考になれば幸いである。
今回はネットでの検証であったたため、さらに鍼灸学校や業界団体による追試を期待したい。