2017年10月16日(火)
こんにちは、蓬庵の和田です。
ここしばらく雨が続いていますね。今週なんか天気予報をみていると1週間ずっと雨です。この週末は伊勢神宮にでかける予定もあるので、せめて曇りぐらいであってくれると助かります。
さて、今日のタイトルは「考えても仕方のない(こたえがでない)ことは考えない。」とつけてみました。これは私が日々意識していることの1つですし、患者様にもよくお伝えします。
考えないといけないことや、こたえをだす必要があるものは考えないといけませんが、いくら考えてもはっきりしないことやわからないことは考えて悩むだけ無駄です。
今朝も天下茶屋駅に着くと電車は遅延で遅れています。運転が再開したところでとても混み合い、いつ電車がでるのかわからない状態です。
ここで考えるべき事は、どうすれば早く目的地につけるのか、またどのタイミングで遅くなることを師匠に連絡するかです。
いつ電車がでるのか、間に合うのか、そういったことは考えても仕方ないのであきらめて考えるのはやめます。自分がいくら悩んだところで、電車は準備が整わないとでることはありません。
電車のルートを決めてしまったら、あとは怒っても、焦っても、心配しても、着く時間にはかわりありませんから考えるだけムダです。
こういったことは日常にたくさんあると思います。
「取り越し苦労」といったりもしますが、何かがおこる前から心配してもそのときになってみないとわからないことはたくさんあります。それを思い悩んでしんどくなっていては、悩むことは害でしかありません。
私の好きな思想家に中村天風(1876-1968)という方がいますが、講演の中で「取り越し苦労は百害あって一利なし」と言っています。「病は気から」と言ったりもしますが、本当にその通りだと思います。
そんなときに必要なのは不安や心配することでなく、「最善の策」を考えることです。どうすればうまくいくのか、最悪のケースにそなえて何を準備しておけばよいのかです。
地震や津波がいつくるのか心配しても、それは誰にもわかりません。そんなことを考えるよりも、もっと前向きに物事を考える習慣が大事かと思います。
マイナスなことはだれでも考えます。それでも、そのたびにプラスのことに変換して物事を考えるようにしましょう!
今日は30分ほどいつもより遅くなりましたが、患者さんがくる時間に間に合ったのでよかったです。