ジブリの大博覧会に行ってきた!(97)

2018年4月30日(月)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。

昨日(4月29日)に兵庫県立美術館でやっている「ジブリの大博覧会」に行ってきました。2018年7月1日までやっていますので、まだまだ大丈夫です。

蓬庵にはジブリの指人形をおいていたりするので、患者様には薄々?ジブリ好きなのはばれているのですが、何も予定のない日曜日だったので行ってきました。久々に神戸に行ってみたいと思ったのと、兵庫県立美術館は安藤忠雄氏の建築というのもあり行ってみたいと思いました。

ジブリの大博覧会に行ってきた!(97)

建物の撮影をしたかったので開場の40分前にはついたのですが、すでに入口には数十人が並んでいました。当日チケットの購入のため15分ほど並び、さらに入場まで10分ほど並びました。近隣の施設やコンビニでも購入できるので必ず事前に購入してから行かれた方が良いと思います。

入場も人数を制限しているのですぐにははいれませんので、混み合ってる時間はチケットがないと二重でまつことになります。私はまだスムーズな方だったと思います。それでも日曜というのもありすごい人でした。なかなかゆっくりみている余裕はありませんでした。

それでも、とても興味深かったのは鈴木プロデューサーと糸井重里氏とのFAXのやりとりです。今回は映画が出来るまでということで、映画の新聞広告やポスター、その絵コンテなどが豊富に展示されていたのですがキャッチコピーができまでのいきさつが公開されていました。

ジブリのコピーを多くを糸井重里氏が書かれていて、個人的に糸井重里氏も好きな方です。そんな天才と呼ばれるコピーライターの苦悩が見え隠れするんです。そして鈴木プロデューサーの公開するのを前提にしていたかのようなセンスのあるFAXの返信が見ることができます。

ジブリの大博覧会に行ってきた!(97)

『もののけ姫』では「生きろ。」というコピーが使われているのですが、それまでに4度にわたる提案がされています。糸井重里氏の文面には「もののけ姫ノイローゼで他の仕事が手につかない」と煮詰まってるのがわかります。そして気に入らないものにははっきり監督も鈴木プロデューサーも「ちがう」と返信しています。

1回目の提案

「おそろしいか。愛しいか。」「おまえには、オレがいる。」「惚れたぞ」「ひたむきとけなげのスペクタクル。」

2回目の提案

「だいじなものは、ありますか。」「昔々は、今の今。」「おまえは、まぶしい。」「死ぬのと、生きるの、どっちが好きだ。」「死ぬなっ。」「それでもいい。私と共に生きてくれ。」「ハッピー?」

3回目の提案

「弓を誰に弾く!?」「なぜ、俺は生まれてきた。」「LIFE IS LIFE!」「化けものだらけ。」「神々はなつかない。」「森には、おそろしい神々がいる。」

煮詰まって困っているのがコピーから伝わってくる気がします。「化けものだらけ。」や「神々はなつかない。」はちょっとちがいますよね・・。

4回目の提案

「生きろ。」決定!

そして4回目でようやく決まったといういきさつがあるそうです。天才といわれる人なので、さくさくと仕事をこなすのかと思っていましたが、こうしてノイローゼになりそうになりながら仕事をされることもあるのですね。とても印象的でした。

2016年に東京で開催されたときの記事で画像があがっていましたので、とりあえずネットでみたい方はこちらをみてみてください。

ITmedia、ジブリ「もののけ姫」のコピーが「生きろ。」になるまで 鈴木敏夫と糸井重里の手紙のやりとり(クリック)

ジブリの大博覧会に行ってきた!(97)

この日は休みの日で撮影できる最終日だったようです。今後は平日のみの撮影になるようです。

ジブリの大博覧会に行ってきた!(97)

一番出口の近いところにある展示物で、こちらでは撮影ができます。光りながら上下に動きます。ラピュタのオープニングででてくる飛行船のようです。大きいので見応えがあります。

20秒ほどですが動画にしてみました。ぜひ本物をみてみてくださいね。ちょこっと撮影をOKにするのは、やっぱりSNSなどでの宣伝をねらっているんでしょうね。それでもファンとしては撮影できるのはうれしいです。

ジブリの大博覧会に行ってきた!(97)

展示室をでてすぐのところです。少し前に行った方の画像には「おわり」というロゴがありましたが、私が行ったときにはありませんでした。ジブリファンにはうれしい展示となっていますので、興味がある方は行ってみてください。

神戸

午後は神戸まで足をのばしてみました。ハーバーランドーにポートアイランド、知らない間にアンパンマンミュージアムができていましたし、広場でライブなどのイベントも開催されていました。ポートタワーに海洋博物、定番ですがこの景色は絵になります。

神戸

そして歩いて南京町・中華街まで行き遅い昼食をとりました。きたのは中学生以来でしょうか?、有名な老祥記さんの肉まん、ビックリするほど並んでいたのであきらめました。多くの店の店頭で売っている揚げ物は同じものばかりなので業務用の冷凍なんでしょうかね?、それでも大きな唐揚げとビールをお昼から美味しく頂いたのでした(笑)

神戸 中華街

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