2018年5月1日(火)
こんにちは、蓬庵の和田です。
昨日(4月30日)に投稿した「兵庫県立美術館でやっている「ジブリの大博覧会」に行ってきました。」の番外編です。
行った目的のもうひとつは、美術館が建築家の安藤忠雄氏の設計であるというのもありました。数年前に直島に行って以来、安藤忠雄氏の作品に興味があります。
彼の作品は賛否がわかれるのも事実としてあり、本人も批判も多く、作品もあとから評価されるものが多いことを言っています。
コンクリートの打ちっぱなしの建築が特徴的ですが、寂しく感じる、夏は暑く冬は寒い、など実用的な面では問題もあるようです。
ただ、住むのは別として現代アートとしてみると、とてもカッコよくスマートです。そして大阪府茨木市にある「光の教会」が有名ですが、時間とともに変化する自然光をいかした設計が個人的には好きです。
兵庫県立美術館の印象は入り組んだ迷路のような階段と、階段からつながる広いデッキが印象的でした。向かい側はすぐ海になるので、夕暮れにはたそがれにきたくなるような場所です。
大階段のむかいにあるのは、ヤノベケンジ氏の《Sun Sister》 なぎさ、阪急の南茨木駅にも作品があります。個人的にはちょっと苦手な顔です。
今の時期はよいですが、真夏には熱くなりそうなコンクリートの階段です。
とても大きなひさしです。一番上の写真のせりだしている部分です。
一番気になっていた円形テラス、みんな写真を撮っていました。素敵ですが、職人さんは苦労されたと思います。B1駐車場、1Fエントランスホールとギャラリー棟や2Fの屋外スペースを結んでおり、美術館のシンボル的な場所です。
円形テラスの一番下から撮ってみました。
下の写真の階段をあがったところにある風のデッキです。先には海が見え、中でやっているジブリの大博覧会のにぎやかさを全く感じない静かな場所でした。
ジブリには興味があっても、建物に興味がある方はほとんどいなかったようで、建物の裏側にくると人はほとんどおらず静かでした。
大きな階段、とても素敵です。
コンクリートと植物とのコラボもいいですよね。通路や階段がいりくんでいます。