お雛様の飾り方と陰陽論(74)

2018年2月7日(水)

こんにちは、東洋医学ライフを提案する橋本市の隠れ家鍼灸院こと蓬庵の和田です。

立春をむかえましたが寒い日が続いていますね。今朝、治療院のストーブをいれたら2度でした。和風の一軒家はとにかく冬が寒いのが困ります。

ストーブ

お雛様をだしました

おひなさまは地域によりだす時期やしまう時期が違ったりします。大安や雨水といわれたりしますが、立春をすぎたらだすのが一般的なようです。お顔がなんとも癒し系なのが気に入って治療院用に買いました。小さくて可愛いお雛様です。

おひな様

お雛様の飾り方と陰陽論

お雛様にも東洋医学の陰陽論の要素が隠されています。諸説ありますが、近年は向かって左が男雛、向かって右が女雛の場合が多いです。このお雛様もそうです。

しかし、明治の頃までは逆でした。それに陰陽論が関係しているといわれています。

陰陽論では、

陽→男・左・上・太陽

陰→女・右・下・月

このように陰陽論でみていくとで左右ではになります。今も古い伝統をまもる雛人形はこのようになっています。

では、なぜ逆になったかというと、大正天皇が明治時代に西洋の国際儀礼で「右が上位」というのを採用したため関東を中心に向かって左が男雛(右)が広がっていったというのが有力とされています。

今も天皇の参賀では天皇が向かって左、結婚式でも向かって左が男というのが採用されています。

おひな様

またよかったらこられたときに見てみてください(^^)

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