美味しい薬膳デザート杏仁豆腐
こんにちは(^-^)
東洋医学ライフを提案する蓬庵(よもぎあん)の和田です。
5月6日の日曜日に「養生カフェ」という東洋医学のお話とお灸をする催しを蓬庵の患者さんとやりました(^^)
そのときに薬膳デザートとして、杏仁豆腐と黒豆のお茶をお出ししました。配布した杏仁豆腐の資料です♪
~ 杏仁豆腐 ~
・杏仁(きょうにん)(五性:苦・微温・小毒、帰経:肺・大腸)止咳平喘、潤腸通便
杏仁とは杏(あんず)の種を粉末にしたもので、咳を止める作用があり咳止めや痰の薬として使用されます。また、利尿作用があります。キョウニン水は、杏仁を蒸留したものです。
・枸杞子(くこし)(五性:甘・平、帰経:肝・肺・腎)滋補肝腎、潤肺
一般的にはクコの実として売られています。「血」を補う作用があり、皮膚が乾燥しているときや眼が疲れているとき、また美容にもオススメです。「肝」と「腎」が弱ったときに、そのはたらきをバランスよく助けてくれます。
・黒豆(五性:甘・平、帰経:脾・腎)滋陰補血、利水、解毒
体内の水分バランスを保つ役割を担っているのが「腎」「肺」「脾」です。それらの働きが悪くなると、水分が体にたまりやすくなり、関節痛やむくみ、鼻水や痰などといった症状になります。黒豆は、「脾」と「腎」の働きをよくして、水の流れをよくしてくれます。
*なめらか杏仁豆腐の作り方
材料(5人前程度、ボール1杯分)
牛乳 250m
生クリーム 200ml
砂糖 40g
水(お湯) 150ml
ゼラチン粉 10g
杏仁粉 15g①牛乳、砂糖、杏仁粉、生クリームの順にいれて混ぜる。(※杏仁粉が溶けにくければ少し加熱してもOK、最後に生クリームをいれる。)
②別の容器でお湯とゼラチン粉を合わせてよく混ぜる。
③”①②”を合わせてよく混ぜる。(※泡立てない)④こし器やキッチンペーパーでこして容器にいれる。⑤冷蔵庫に入れて固まるまで冷やす。
⑥お好みでシロップやフルーツを盛りつける。
杏仁粉のかわりに、アーモンドエッセンスやアーモンドパウダーで代用しても似たような味にあります。杏仁粉は溶けにくく、アーモンドパウダーで作ったときと比べると固まるのに時間がかかりました。
寒天でも作ってみましたが、個人的にはゼラチンの方がなめらかで美味しいように思います。今回はお菓子材料を扱う富澤商店さん(http://www.tomizawa.co.jp/)の杏仁霜(杏仁粉)を使用しました。
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