節分の意味と由来|コラム

節分の意味や由来について解説しました。

2020年2月1日(土)

こんにちは、和歌山県橋本市を拠点に活動しております蓬庵(よもぎあん)のワダです。ブログをご覧いただきありがとうございます。

節分 Setsubun

節分の意味と由縁

節分といえば、豆まきに恵方巻が思い浮かびますが、実は節分というのは1年に4回あります。

「節分」とは「季節を分ける」と書くように、季節が変わる日のことで、立春、立夏、立秋、立冬、それどれの前日が「節分」です。

旧暦では立春が1年のはじまりと考えられ、とくに重んじられていたので、次第に節分といえば春の節分を指すようになりました。

年賀状に「初春」「迎春」と書くのは、立春が元旦だった名残だそうです。

立春が1年のはじまりとすると、節分は大晦日にあたります。豆まきはもともと、1年最後の日に厄払いをする行事でした。

二十四節気とは太陽の運行を基準にして1年を24等分し、約15日ごとに分けた季節のことで、中国の華北地域の気候が元になっています。

鬼と豆まき

鬼や豆まきについては、中国からきた思想と日本独自の思想が複雑にからみあい、地域によって諸説があります。

もともと「鬼」というのは疫病などといった流行り病を意味していました。

五行説では豆や鬼(疫病)は「金」になります。

鬼→鬼の金棒→金
豆→硬→金

少し強引な気もしますが(^_^;)

五行思想では「火」は「金」を制御する相克(そうこく)という性質があります。
豆を「火」で炒ることで、「金」である鬼や疫病に打ち勝つという意味があるようです。

京都の鞍馬山には、毘沙門天のお告げにより炒り大豆を鬼の目に投げて鬼を退治したという逸話があるそうです。そこから豆まきがはじまったという説があります。

鬼の魔の目で「魔目(まめ)」、そこに豆を投げて倒すことから、魔を滅する「魔滅(まめ)」に通じる。

また豆を炒ることは「魔を射る」につながると考えられていそうです。

昔から続く行事には言葉遊びが多くありますね。きっと衆生に広く広がるように工夫されたのではないかと思います。

鬼の姿と方角

鬼の姿についても考えていきましょう。

鬼がはいってくるとされる鬼門は北東にあたります。十二支にあてはめると「丑(うし)」と「寅(とら)」の方角になります。そのため、鬼には牛の角があり、虎のふんどし姿といわれています。

家相で言うと鬼門には台所、トイレ、お風呂、玄関などは凶とされ、鬼門は邪気がたまりやすい場所なので綺麗にしておくことが大事とされています。最近は気にされる方は少ないかもしれませんね。

魔をはらうとされるトゲトゲの「柊」(ヒイラギ)を置いたり植えることも多く、節分には「柊」の小枝にイワシの頭を焼いて刺す「焼嗅(やいかがし)」を戸口に吊るす習慣もあります。

蓬庵の鬼門は小さな裏庭になっており、大きく成長した「柊」があります。

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