問診票でよく見かける突発性難聴とメニエール病

問診票でよく見かける突発性難聴とメニエール病について思うことを書きました。

sen せん 線

2020年9月18日(金)

こんにちは、和歌山県橋本市の鍼灸師ワダです。ブログをご覧いただきありがとうございます。
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難聴とメニエール病

概要

女性の問診票をチェックすると、よく難聴やメニエール病の記載があったりします。

しかし詳しく問診をして症状を聞いてみると「本当にメニエール病だったのかな?」と疑問に思うことも多々あります。

昨日、その謎がとけました。それは原因不明の難聴やめまいがあると軽症のものも含めて難聴やメニエール病と診断されるということです。

昨日、耳鼻科で私がもらった薬です(^_^;)

難聴とメニエール病 薬の写真 メニエール、めまい、耳鳴、難聴の患者さんの服用薬でよくみかける薬であるアデホスコーワ(血管拡張)、メチコバール(ビタミンB12)、イソソルビド(利尿剤) です。

メニエール、めまい、耳鳴、難聴の患者さんの服用薬でよくみかける薬であるアデホスコーワ(血管拡張)、メチコバール(ビタミンB12)、イソソルビド(利尿剤) です。

病院へ行った理由

先週土曜の夜から左耳の外耳道の腫れ、耳の閉塞感と音のこもり、ツバをのむと中でバチバチ音がするなどがあり、痛みがないものの中が腫れていて綿棒が中に入らない状態が続いていました。

今朝には大分ましになっていたのですが、週末から連休にも入るので念のために耳鼻科に行きました。

耳の中を診てもらったところ顕著な腫れはないということで、聴力の検査をしたのですが低音域が聴力が軽度の難聴だと言われました。

随分昔にも聴力検査で低音域が少し弱いと言われたことがあるような。。。

自覚症状としてはカゼや鼻炎のときに耳が詰まっているような感じが続いているので、抗生物質をもらって耳の炎症が落ち着けば治るだろうと安易に思っていました。

メニエール病

診断としては難聴かメニエール病になるそうです。

こんなに簡単に難聴やメニエール病の診断がでることに驚きましたが、症状が軽度なものも含めて原因がはっきりしない場合はそうなるんだとわかりました。

なのでメニエール病はめまいがひどく生活に支障をきたすレベルのものと思っていましたが、軽度の耳のつまりや難聴の場合でも診断されるんですね。

治療は数日以内ならステロイドの点滴が有効だけど、もう5日以上たっているので強いステロイドの服用をするかメニエール病の軽い薬を服用するかという判断をせまられました。

予想していないことだったので、思わずステロイドを使うほどでもないかとメニエール病の薬をもらいましたが、耳の中に炎症があったのでステロイドをもらった方が改善には有効だったかもしれません。

低音域の難聴は発症から期間があくと固定化しやすいことや、メニエール病は疲労がよくないことを言われました。

ちょっと想定外の結果だったのでビックリしましたが、こうして難聴やメニエール病の診断がだされるんだと理解しました。

難聴やメニエール病にも軽度から重度のものがありますね。

今朝にはまだ少し耳のつまり感は残るものの綿棒も耳の中に入るようになっていますので、このまま改善していくのではないかと思っています。

ステロイドの点滴と鍼灸

ただ、本当に突発性難聴の場合は早期(数日以内)のステロイド点滴での治療が重要となりますので覚えておいてください。

ステロイドを怖がって拒否する方もいますが、短期間での使用の場合は大きな反作用はほぼ気にしなくても大丈夫です。

また難聴の鍼灸治療も早期に施術を開始することが大事ですので、病院の点滴と併用してされるのが個人的にはオススメします。

多くのケースで症状が固定してから鍼灸院にこられるので症状の改善率は下がってしまいます。

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