夏の養生(野菜・お茶)|東洋医学による夏の過ごし方

夏を元気にすごすための養生法について書きました。

こんにちは(^-^)
東洋医学ライフを提案する蓬庵(よもぎあん)の和田です。

暑くなってきましたので、夏にオススメの野菜やお茶について説明していきます。

※FMはしもと健康ワンポイント(平成26年6月30日放送)の原稿より

夏の養生

夏の過ごし方

日中の暑さが厳しくなってくると、電車などの交通機関や商業施設での冷房も強くなってきます。野外でいるときは暑いのですが、汗をかいているまま涼しいところにはいると、急激に体が冷えてしまいます。カゼをひいたり、体がだるくなる原因となりますので服を着替えたり汗をふくようにしてください。

本来、「寒さ」や「冷え」というのは冬に活発となる邪気なのですが、現代では、人工的な「寒さ」や「冷え」が病気の原因になっていることもよくあるので注意が必要です。

夏の食養生

体の熱を冷ます夏野菜を食べる

今日は暑くなってきましたので、夏の食養生についてお話ししていきたいと思います。暑い時期は体に熱がこもりやすくなります。この熱をコントロールしてくれるのが、実は夏野菜になります。

夏にできる野菜は水分が多く、体にこってもっている熱と、体にあまっている余分な水を、おしっことして排出してくれる作用が強いです。

トマト、キュウリ、スイカなどのウリ科

とくに、熱をさましオシッコとして排出してくれる食材は、トマト、キュウリ、スイカなどのウリ科の食材です。子どもでもスイカなら喜んで食べてくれますし、少量の塩をかけることで水分の吸収率も高くなります。ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、抗酸化作用のあるカロテンとリコピンが豊富、利尿作用があるカリウムが多いのでむくみのある人にもおすすめです。

トマトやキュウリ

夏野菜

わざわざ、スポーツドリンクや経口補水液を飲まなくても、スイカに少量の塩、一緒に水や麦茶を飲めば、おやつをかねながら美味しく夏バテ対策をすることができます。

苦いゴーヤもオススメ

また、苦みが独特のゴーヤも解毒や体の熱をさましてくれる作用があるのでおすすめです。口内炎、湿疹、吹き出物などに効果が期待できます。沖縄などではよくチャンプルなどにして食べますよね。

ゴーヤ

湿疹と熱

東洋医学では、あせもなどの夏にでやすい湿疹も、体の中にこもっている余計な熱が原因とのひとつ考えます。夏の暑さ、汗、体の中の熱のこもりがセットになって湿疹という症状としてでてきますので、あせもなどの湿疹を早く治すには、体の中で熱にかわりやすいお酒、脂ものや甘いものをひかえ、夏野菜をしっかり食べることがポイントになります。

野菜の特性

植物の特徴として、つるなどで地上よりも高いところにできる野菜は冷やす作用が強く、逆に地下にできる野菜は温める作用が強いと言われています。夏野菜はつるがのびて地上にできるものが多いですよね。

夏の冷えに良い食材

次は、クーラーや冷たい飲食で冷えた体や胃を温めてくれる食材を紹介したいと思います。

体や胃を温めてくれる食材は、しょうが、ねぎ、しそ、みょうが、わさびなどになります。体にたまった余計な水分をとり、冷えた体を温め消化を助けてくれます。そうめん、冷や奴、お刺身などの冷たい料理の薬味として使うと、冷えるのを緩和してくれます。

夏バテに良い食材

次は、夏ばてによる食欲不振によい食材です。

とうもろこし、じゃがいも、かぼちゃ、きくらげ、空豆、枝豆、とうふなどになります。夏ばてによる食欲不振は、東洋医学では、消化や吸収に関係する「胃」や「脾臓」の働きが弱くなるためにおこると考えられています。

そのため、「胃」や「脾臓」を助けてくれる穀物、豆類の食材をとることがよいとされています。ただ、豆類は皮が消化しにくいので、良く噛んで食べるか、食欲不振が強い場合はすりつぶしてスープなどにするとよいでしょう。

また、今の時期にどうしても食欲がなくて食べられないときは、1日に桃1個を目安に食べるといいといわれています。桃も美味しいのが出始めましたね。

夏にオススメのお茶

最後に暑い時季にオススメのお茶を紹介します。

暑い時期や夏の皮膚症状にオススメのお茶

暑い時期におすすめのお茶は、はとむぎ茶とトウモロコシ茶です。

トウモロコシ茶

トウモロコシ茶は利尿作用があり、体にこもった熱をおしっこにだして冷ましてくれます。水の代謝が良くなるので体のだるさやむくみにも効果があります。

ハトムギ茶(ヨクイニン)

はとむぎ茶は胃腸の働きをととのえてくれるので、美肌のお茶としても有名です。夏に湿疹ができやすい場合ははと麦茶がお勧めです。

冷たいものの取り過ぎにオススメのお茶

生姜紅茶

冷たい飲み物などで冷えた体と胃を温めてくれるお茶を紹介します。それは、生姜紅茶(ジンジャーティ)です。夏の外は暑いですが、冷房や冷たい飲食でお腹を冷やしてしまいがちです。ちょっと自分のお腹に手をあててみてください。お腹をさわってみるとつめたいということがよくあります。生姜紅茶は冬に飲むものという印象が強いかもしれませんが、体や胃を温めてくれる作用があるので、夏の冷えた体にもオススメのお茶です。

ショウガ紅茶

夏は温めるのではなく、冷やさない注意

昨今、夏でも体を冷やさない方が良いと言われるようになりましたが、私がよく患者さんにいうのは、夏は意識して体を温めるのではなくて、冷やしすぎないように注意して下さいとお願いします。

夏でも体に良いと思って生姜をたくさんたべるなど体を温めることを積極的にされる方がいますが、それよりもクーラーの温度を下げすぎない、扇風機の風に直接あたらない、水分を常温でのむ、汗をかいたら着替えるなどといったことの方が大切です。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。はじめての方は、ぜひ蓬庵の公式ホームページもご覧になって下さい。

【和歌山県橋本市の鍼灸専門治療院】
岩出市、橋本市、紀の川市、かつらぎ町、高野町、五條市から来院の多い治療院です。岩出市や紀の川市も京奈和道ができたためスムーズにこれるようになりました。東洋医学に基づいた治療を専門とします。頭痛、不眠、めまい、生理痛などの内科や婦人科の症状、逆子の改善やお灸も得意とします。岩出市・紀の川市・和歌山市からも逆子の改善の背術にこられています。

鍼灸治療所蓬庵(しんきゅうちりょうしょよもぎあん

Follow me!

夏の養生(野菜・お茶)|東洋医学による夏の過ごし方” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です